朝の洗顔から始まる　ケア　マニュアルを　再考していますが
これが　まだ　3項目　しか　進んで　いません。　道は　遠い。

もともとの　つまずきは　やはり　細部を　熟知していないこと
に　つきる わけで　施設で　使用している　紙おむつにしても
リハビリ　パンツタイプから　平型、　ギャザー付 標準タイプ、
バッドひとつとっても　大中小と　用途別に分かれていてその
準備段階や山折り谷折り三角折り等の扱い方やプライバシー
の配慮から　消臭剤スプレー　アーケン　清拭時のふき取り方
まで 男女の 違いや　使用後の 片づけや　処理　方法　トイレ
介助や ポータブル介助 時の　麻痺側の違いや　量的 形態
的な記録　方法　見守り(この表現自体が 具体性に欠けます)
まで　事細かに書いていくと、ぶ厚く　なって　即　介助できる
ところの マニュアル本までには　なかなか　行きつきません。

見守る　ことの難しさ　見て守るには　どの立ち位置で　どう
ケースに応じて　瞬時に　判断して　支援できるのか　です。

それに用語のルビや説明まで入れていくと本屋で売っている
教材本みたいになるわけで　そこから　マニュアルとして活用
できる　施設独自のもの　となると　それぞれの介助別で作成
しなければ　完璧さは出てこないわけで　あくまでも簡易手順
に　絞り込んだ　基本形のみの　掲載に　なってしまいます。

まぁ　完璧に作ったにしても　作成後　数カ月　いや完成時点
で違う最新ケアの導入になっていたり用語も改正されていたり
現場と遊離している個所が　必ずありますし 「介護の標準化」
の本当の壁に 職員の入れ替わりスパンも含め ぶつかります。

鳥が　ついばむ　とも　種をまくことを　恐れては　いけない。

福祉の先駆者である阿部志郎先生の文献からの引用です。

♪　Do It Again ♪ 　スティリー　ダン
'72年のヒット　ドナルド　フェイゲンとウォルター　ベッカー
のコンビで　他のメンバーは流動的だった　バンドですが
このアルバム　キャント　バイ　ア　スリルも　名盤　です。