雨　です。　中途半端に雪が融けていますので　夜間の気温が
マイナスに　なると　道路が　アイスバーン状態に　ならないかと
心配な　ところですが　久しぶりに　雨の　なかを　歩き　ました。
氷点下に　ならなければ　いいですね。そういえば「氷点」という
ベストセラー小説もあって　ドラマ化もされてましたが、長寿番組
日曜夕方の「笑点」は　そのもじりで　立川談志さんが名付け親
で、それから　何かのトーク番組で　サタディ　ナイト　フィバーで
踊り明かそうと言ったら　スタッフも　他の出演者も　その意味や
その映画さえも　知らない　状況だったと誰かのブログに書いて
あって　しみじみ時代の流れ　を　感じて　しまいます。

それで　今日のタイトルも写真も音楽も　知らない世代の方には
理解されない　のを　承知で　取り上げて　みました。

写真と　タイトルは　デレク&ザ　ドミノス　の　♪いとしのレイラ
アルバムからでレイラと呼ばれたパティ　ボイドの　ポートレイト
も　載せました。もと　もと　ビートルズの　ジョージ　ハリスンの
ファンでしたのでビートルズ主演映画　A HARD DAY'S NIGHT !
は何十回と見ました。その中で♪恋する二人を列車内で演奏
し歌うところの場面で　その車輌の　なかに　ロング　ヘアーで
金髪の　パティ　ボイドが制服姿で　演奏を聞いているシーンが
あります。その後英国でツィギ―と人気を二分するモデルとして
ボーグの表紙などを飾り　ジョージ　ハリスンと結婚したわけで
すが、パティの妹とつき合っていたエリック　クラプトンが　猛烈
にパティを求愛し、その思いを綴って　歌ったのが　この　レイラ
です。この辺のいきさつはファンの方なら皆さんご存知ですので
省きますが、歌の方は　イントロのギター　リフの元が　ブルース
のアルバート　キング♪As The Years Go Passing Byを　クラプ
トンがアレンジしたもので　ニ部構成の後半のピアノからはドラム
の　ジム　ゴートンとの　共作になっていますが、当時ゴートンは
リタ　クーリッジ　と　つき合っていて　リタの　創作した　メロディ
から作ったとされています(エリック&ジム&リタとは　しなかった)
それでリタの姉プリシラの夫である　ブッカーTジョーンズが憤慨
してジョーンズ(♪グリーンオニオン等MG'sでヒット)　&プリシラの
アルバムで　元歌♪タイムを　吹きこんだと　いうことも有名です。

レイラは　デュアン　オールマン(オールマンプラザーズバンド)と
クラプトンの　ツインリードギターで　特に　オールマンのスライド
ギターが　光っていると評判で　クラプトンのボーカルも　米南部
で活躍したデラニー&ボニーのデラニーに勧められて自信をもった
とのこと、クリーム　やブラインド　フェイス　解散後に　デラ&ポニ-
のライブツアーのギタリストとしてクラプトンは参加しその時にジム
ゴートンと意気投合し　ドミノスを結成したのですが　クラプトンが
名を伏せて　デレクとしたのは　そのデラニーのニックネームから
バンド名をつけたとのことです。発売当時は　そこそこのセールス
でしたが徐々に♪いとしのレイラ は一般に受け入れられていって
今は　クラプトンの代表曲と　なったわけです。せつない　歌です。

英国(ヤードバーズ)の生んだ三大ギタリスト　は全部コンサート
に行って　演奏を聴いたのが　自慢のひとつですが　クラプトン
は　この曲、ジェフ　ベックは♪哀しみの恋人たち、ツェッペリン
のジミー　ペイジは♪天国への階段　ぞれぞれに持ち味があっ
て当時ギタリストの憧れでした。レイラ　のアルバムもお薦めで
ベルボトム　ブルース・リトル　ウィング　(ジミ　ヘン　のカバー)・
イッツ　ツー　レイト・テル　ザ　トゥルースなどなど　聞きごたえ
があります。ジョージ　ハリスンも　一時　デラニー　&　ボニーの
ツアーにクラプトンと一緒に客演していましたし　あのビートルズ
の名曲　♪サムシング　も　ジョージが　パティ　ボイドに捧げた
ラブソング'70年代前半のパティは当時の女性の象徴的　存在
の　ひとでした。サムシングは　かの　フランク　シナトラも絶賛 !

昔　札幌でのコンサートのオフ時　クラプトン　(以前紹介済み)の
サインをもらった時に　同行していたパティは　もう　太め　でした
ので　少し　がっかりした感が　ありました。それでもファンです。
最後に　このブログで　取り上げさせてもらった　お礼も　あって
三名　それ　ぞれ　の　自叙伝　を　ご紹介します。
華麗な　日々　複雑な関係や　悩み　そして　当時の音楽状況
など　など　もっと　知りたい方は　読んでみて　ください。

パティ　ボイド自伝　ワンダフル　トゥデイ　(シンコ―ミュージック)
エリック　クラプトン　自伝　　(イースト　プレス)
ジョージ　ハリスン　自伝　I Me Mine 　(河出書房)

ただ　時間だけは　平等に　過ぎて　いきますね。

今日が　このバージョンにブログを変更してから　777回目の
投稿に　なるのを　記念して　好きな曲を　ピック　アップして
好きなように　 掘り下げて　(DIG) 好きなように　書きました。

継続への　モチベーションですので　ご配慮を　お願いします。

ご笑覧を　感謝　申し上げます。　CAN