やっと春の日差しです。けっこう　読む本(未読)のストックが多く
あって　うれしいような　困っているような　感じです。
業界誌やエッセー　小説　文庫本などですが　一時　活字中毒
みたいになって昔ですが　同じ新聞を三度読んだこともあります。

村上　龍氏の　「走れ高橋」などは　ニヒルな笑いが　ほしい時に
結構読み返してますし、河合隼雄氏の本は読むたびに受け取る
感じがちがいますし、いしいひさいち氏の　まんが　「バイト君」は
(プレイガイドジャーナル社の一番古いほうの厚版)過去　数十回
に　渡って　楽しめた優れもので　スルメ風味の　味付けです。

四月のタイトルがつく　音楽では　デューク　エリントンで有名な
ジャズのスタンダード　「パリの四月」や　バカラックの　作曲で
「エイプリルフール」、パット　ブーン　の　「エイプリル　ラブ」や
エレファント　カシマシの「四月の風」などがありますが　本命は
サイモンとガーファンクルの歌う　「四月になれば　彼女は」　が
一番　思い 浮かび　ます。♪　April　Come　She　Will.......
淡い　水彩画を　音にのせた　ような　響きが　ありますし、詞も
韻を　踏んでいます。雨で　小川が満ちる四月に　彼女がやって
きて　九月にはすべて古い　思い出にかわるという　せつなさが
伝わってくるようで淡いトーンの中に　深い闇を包み込んでます。

　　　♪憧れのセィシェル諸島♪　高中正義さん
そのせつなさを吹き飛ばすには　オールド　ストラトハーフトーン
の音色も鮮やかで軽快なファーストソロからの曲です。インド洋
に浮かぶ楽園ソングで　大瀧詠一さんの「カナリア諸島にて」に
匹敵する　マイ　フェバリット　ソングスのひとつで　あります。