あのほぼ日新聞に対抗するわけでは　ないですが　夕焼け特集
で　写真を　掲載　しました。偶然　見上げた　空が　綺麗　だと
心が　なごみます。建物から外に出た時、車中から、ビルの谷間
から、海に、山に、湖に　光の持つ　神秘性が　感じられます。
ニーチェが　昼の光に　夜の闇の　深さが　わかるものか　という
言葉を　残していますが、村上春樹さんの　風の歌を聴け　ラスト
近くにも　使われています。色彩が　与える　心理学的な　効果も
ありますが、ニュートンの　光学の　物理的色彩論に対して異議
を唱えたゲーテは　光と闇・両極の要素の中間とした　色彩論を
二十年　かけて　出筆しました。プリズムの　光　スペクトラム　を
人は　感覚中枢のなかで色彩と感覚される　眼の特性について
論じています。今　見ている私の　「赤」は、あなたと同じ　「赤」で
あるのか　ということに　なりますが、瞳の色に　よっても　例えば
日本人と　外国の方とでは　見え方が　微妙に　違うようです。

昨日のBSTVでポール・マッカトニーとTHE WHO(世界保健機構
ではなく　ピート・タウンゼント率いるバンド)のライブを立て続け
に放映していてどちらも良かったのですが、丸みをおびた円熟
さの　ポール(ビートルズ・ウィングス時代の曲も含めて)の　コン
サート　と　モッズの　面目をもった　ワイルドな　演奏の　フー
のコンサートは　両極の対比がありました。それにしてもピート
のギターカッティングの腕回し　と　飛びあがり着地、ロジャー・
ダルトリーのシャウトと　マイクの　振り回しは　カッコ良かった。
飛行機嫌い(ピート)で　長年来日しなかったフーも　最近日本で
コンサートがあって今回の三年ほど前の映像でもドラムを叩いて
いたのは、ビートルズのリンゴ(リチャード・スターキー)のご子息
ザック・スターキーで　師匠のキース・ムーンばりに　ワイルドな
ドラミングでした。しかし　フーも　ポールも　六十歳をゆうに過ぎ
て　いますが、エネルギッシュでした。観客も　ほとんど　一緒に
大ヒットしていない曲でも　歌を　口づさんでいるのが　印象的で
私たち　が♪高校三年生　とか　♪想い出の渚　を　歌う　ような
感じです。　なにせ　地元の　コンサート　会場　でしたからね。
　　　　
　　　　　　　♪マイノリティ♪　ベン・シドラン
Dr.JAZZこと地味ですが渋く深い味がある　ピアノ&ボーカリスト
現役でプロデューサーとしても有名です。ジャズやフュージョン
というよりロックよりですがジャンル分けは、ともかく語りかける
ジャージーな雰囲気の独特さがイイんですよ。この曲は　ホライ
ズンレーベルでの唯一のディスクでバックがマイク・マイュエリ
スティーブ・ガッド　リー・リトナー　バジー・フェイトン　マイケル・
ブレッカー　トム・スコット等のメンツです　と言えば　おのずから
サウンドが　流れてきます。切れあじ　抜群の　良い曲でソウル
フルです。　あくまでも　マイノリティの感想でありますが.......