自然環境音ではない　人工的につくられた音に　日常生活は
囲まれているので　雑音として　聞こえていますが、近年は
これも　自然音の範囲にも及んできているらしくて、余程の
騒音ではないかぎり、聞き流している部分も数あるようです。
日本人は　虫の声や鳥のさえずりを　西洋人とは異なり左脳
(言語脳)で、聴き取っているようで、古文書や和歌などにも
反映されていて　あと ポリネシアの方達も　そのようです。
実際　今事務室内にいて換気扇の廻っている音やコピー機の
紙の押出し音や書類をめくる音、ワードのタッピング音など
が出ているわけですが、通常のフラットな意識内で事務作業
をしている時などは、ほとんど　このノイズは微弱音か消滅
していて　気になりません。この辺の例えは　雨だれの音や
風や波音や木の葉の擦れ合う音などで、狭義でいう所の環境
音楽に通じて(ブライアン　イーノ等)いてリズムやテンポを
時間的に感じないようアレンジしてあって　別に家具のよう
な存在を 音楽的に位置付けることで(エリック　サティ等)の
作品や　繰り返しのリズムに微妙な強弱でエンドレス感が漂
い 又 概念自体を打破する現代(前衛)音楽にも あって それが
ジョン ケージ の ♪4分33秒♪※ コンサートで指揮者と演奏者
が一礼し　その時間経過後に　一礼して挨拶し終わるまでを
作品としているのもあります。楽譜にはTACET(休み)とあり
第三楽章まであって この間 会場の聴衆の話し声や発した音
が 作品 。他では 全く 関係はありませんが 80年代にヒット
したArt of Noise/♪Beat Boxがグループ名も粋で跳ねてます。

最近　高音も 聞こえず　テレビの　活舌の悪い俳優さんの
セリフも聴き取りにくいし職員さんの自信なさげな 報告も
語尾がはっきりしないのでノイズキャンセラーやカーブを
描いた　高齢者用のTV専用スピーカー等が　必要です。