渡り鳥 や　野鳥が　園 庭 を　訪れて います。
季節的には　2月が　一番　その種類が　多いようです。
外は雪が　しんしん降っていて　♪北帰行の歌が似合います。
その歌の小林旭さん主演映画シリーズもありましたが小説で
はル　ジタン　斎藤純さんの文庫本でフランスの煙草　の　題。
パリの酒場兼ライブハウス　「ル　ジタン」の本、作者は　元々
FM岩手の　ディレクターだった　方でスパニッシュ音楽を題材
にパリのストリートミュージシャンと　美人歌手とカメラマンとの
短篇 で煙草のパッケージ等の敬意を含めあのロバート ジョン
ソンとホセ　フェリシアーノとジャンゴ　ラインハルトにも通じる
ギター弾き　に　スポットライトを　当てたストーリー展開です。
収録されている他の短篇 レスポールの伝説はマーク　ボラン
の来日に関連した　DJ とプロデューサーのお話で　Tレックス
来日時ボランはもう太り気味で 武道館を駆け回っていただけ
の印象があって相棒のミッキーフィンも　ただ 飄々とボンゴを
叩いていたわけで　全盛期のオーラはもう感じなくなっていた
のが現実だった ので　お話しには若干違和感を 感じました。　
ジュリアンの話しは世代的にもう　きついスートリーで　最後の
赤いユトリロは　面白く読みましたが かなり前に書かれていた
わけで斎藤さんも　ラジオフリークだったのが　理解でき、シン
パシィーは　充分伝わってきての再読でした。切り取った時代
のカラーのなかでラジタンは 時代の音楽の流れを 感じました
し即興演奏にも似た文章表現で心地よかったです。ムッシュの
歌にも♪ゴロワーズを吸ったことがあるかい(あのタワーオブパ
ワーがバック演奏)があるように　味わい深いフランスのタバコ
の煙が充満し その香りが漂ってきます。(喫煙者ですので　!)

写真の　渡り鳥は　何処へ向けて　飛び立つのでしょう。
♪　アイ　ラブ　ハウ　ユー　ラブ　ミー　♪　パリス　シスターズ
日本語でカバーしたのはDJ　モコ　ビーバー オリーブのラジオ
トリオ　パンチ×3等で活躍 邦題は忘れたいのに! 他にも♪海の
底で歌う唄等ヒット。ちなみにオリーブは　シリア　ポールさん。
忘れたいのには　バリー　マンの作曲　哀愁が　あります。