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介護報酬改定セミナー

2015年01月23日 | 介護保険 制度

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昨日は吉岡経営センター主催のタイトルセミナー(改定のポイント
解説)に 参加のため 札幌まで 日帰り研修 でした。
夜はめずらしく 雨模様で 夕食を済ませてから 帰宅しました。
講師は (株)ヘルスケア経営研究所 副所長 酒井 麻由美 氏
で、各事業区分の詳細な改正内容や単価は2月6日頃に 厚労省
の発表がありますので、その前段階の流れと各事業所向け対応
対策が 主な 講義内容でした。
今回の改正や大筋の流れを 現段階で ほぼ 把握できましたし、
今後の事業展開や 引き締めドコロを押さえる ポイントも理解
でき マクロに対する ミクロの視点が 良かったです。
会場も アスティの12階の やや広めの会場で 社福法人は勿論
のこと、医療関係や老健関係等の幹部で満杯、手狭に感じるほど
しっかりと 皆さん 受講されて おりました。
マスコミ発表は 介護報酬改定▲2.27%ですが、経営 実質的には
マイナス4.48%であること、また 処遇改善加算の執行の厳格化が
記され 研修実績や昇給などの査定により 加算の取り消しもある
とのこと。医療と介護の需要は、2025年以降は 大きく増えず逆に
地域によっては大幅に下降するので 各地域の実態を それぞれ
の事業所ですぐシュミレーションしておくこと。
医療介護総合確保推進法の目的を きちんと捉えておくこと。
医療関係は在宅復帰率を満たすことを前提に 経営すること。
訪問看護訪問リハ訪問介護セットで病院退院後1カ月はケアプラン
に示しておかなければ 今後の展開に不足が起きること等々前回
改正時の積み残しや さらに 次々回の改正はもっと厳しい査定に
なると 予測されることを 各事業別について粗いですが納得できる
説明でした。各病院は入院日数の減、リハビリ関係は 成果主義に
なり、各加算もバーが高まり、取りずらく 厳しい内容になっていて
より重度化 より看取り より介護度改善 より 稼働率を あげて
マイナス改定を なんとかプラスに転じなければと 強く思います。
地域の医療や ケアマネとの関係 他事業所との 連携等を意識し
自事業所を もう一度見つめ直してコストカットと 職員の維持、なに
より 確実でスピーディな フットワークが 求められています。


 

17:50 | Posted by admin