「月刊福祉」8月号の 特集記事に　新人口推計と社会福祉のゆくえ
のテーマで　金子・駒村・阿藤　有識者の三氏による　鼎談が掲載
されている。非常に　本質を　とらえているので　興味の　ある方は
出版元の　全社協なり　ネットや　お近くの本屋さんで　購入依頼し
詳細について　熟読する　ことを　おすすめ　します。
まず対談ではなく　鼎談　形式なので　より質問と返答がシャッフル
されていて　知りたい所を　明確に　語られているように思います。
データ数字のみ一部ピックアップしましたので　先日　社会保障と税
の　一体改革が　わからないと書きましたが　氷山の一角で　あって
も少しは私も一部を理解できましたので　参考になればと思います。

(国立社会保障・人口問題研究所による将来推計人口の改定)
2010時点の人口が　1億2806万人　　2060の予想人口が　8674万人
高齢者人口は 2017に3500万人を超える　2060には　国民の半数が
57.3歳を超える　2030の労働人口は5584万人　現在の　社会保障費
は約110兆円(その内　半分は年金・35兆円が　医療・残りが　介護と
福祉等)これが　2025には150兆円　現行の基礎年金は、現役時代の
収入にかかわらず国庫負担1/2をすべてに投入しているが　その余力
が　いつまでつづくか疑問　2025までには　なんらかの　改革が必要
との　ことで　世界に　類を　みない　非常に　稀有な状態に　あること
根本的な解決策は　経済の活性化しか　ありえない　という大まかな
ことのみ　ここにかきましたが　あと　少子化対策　人口構造の医療と
介護のゆくえ　過疎化と地域福祉の将来像　少子高齢化における働
き方　人口減少社会の課題とこれからの社会保障政策　等々の論文
が　掲載されていますので　重ねて一読を　お薦め　致します。
(定価は税込み　1020円　の業界誌・ 全国社会福祉協議会　出版部)

めずらしく　お堅い　内容でした　が　今日の　一曲　BGM　は　これ
♪　TAX MAN　♪　The Beatles
再掲ですが　ジョージが年収の95％を税金で持っていかれることを
当時の英国首相ウィルソンや野党のヒ―ス宛　皮肉って歌った曲。
歌詞もさることながら　オクターブベースの切れ味やリードギターで
ポールもサポートした名曲です。アルバム　リボルバーのTOPの曲。