ニュースも 経済も ぬばたまの 枕詞で括られそうですが
昔からシティ　ミュージックに　憧れが強くあり　お洒落な
自分に一番欠けているものといえば 都会的センス なの
で 逆説的に　その辺を求めてしまうわけで　若い時から
意識はしていますが　吸収できずに今に至っていますし
背伸びして　大人を感じる モダンJAZZに　走った時期も
ありますし 気取ってポーズをとるだけで 中身が 伴わず
もう　残念ながら　獲得できないもの　の　ひとつ　です。
音楽で感じたもの　「曲」で これだと思ったのが東京から
札幌に 引っ越した当時に　よく聴いていた　♪Windylady
山下達郎さんのソロ　ファーストアルバム のニューヨーク
サイドに　収録された　渾身の一曲。この歌を聴いて一発
でノックアウトされたわけで歌もそうですがとにかくベース
とドラムの絡みに　かけ声の一言で　凄い　と思いました。
シカゴ　の俗称ウィンディ シティから　触発されてシュガー
ベイプ時代につくられた曲で 都会の孤独を感じる歌です。
ジャケットも曲に込められたスピリットも一般受け しなくて
当時は 全く売れなかったわけでボンバーが大阪のディス
コで取り上げられたことから　やっと　口火がきれて　次の
ライドオン タイムのカセット・マクセルCMで　やっと軌道に
のれた感じで、本人♪2000トンの雨　が最後の吹込みにな
ると　思っていたようですが　今ではその筋の第一人者で
時代が彼に追いつくのに　かなり 時間がかかった様です。
私のなかでの シティ　ミュージック (洗練された音楽)では
吉田美奈子さんの♪頬に夜の灯や南佳孝さんの♪スリーピ
ング　レディ、佐野元春さんのコンプリケーション　シェイク
ダウン、大沢誉志幸さんの♪雨の タップ ダンス、 ユーミン
の　♪海を見ていた午後、ハイファイ セットの♪フィーリング、
マイケル　フランクスの♪淑女の想いや ボズ　スギャッグス
の♪ハーバーライツ、スタッフの♪アンド　ヒア　ユー アーや
チャイ ライツの♪オー　ガール、ラーセンフェイトンバンドの
♪ミッドナイト パス そして大御所フランク　シナトラ　シグネ
ーチャーソングで知られている♪ニューヨーク ニューヨーク
等々あるわけで　俗にシティポップとかAORとはすこし違う
路線にある自分好みのジャンル分けで色分けしています。
どれも　芯のある曲で聴きこむ程に　都会雑踏の隙間にも
溶け込める名曲ばかりですが　都会の 最上階のラウンジ
バーでも　地下の薄暗いコジンマリとしたソリチュードバー
でも 極上のカクテルに似た 良い意味での深い翳りも主張
もあり軽く流しても聴き入ってもOKの諸刃で　上質なBGM。
二十歳を　過ぎて　とある某所で　一番最初にその意識を
持って 聴いた 曲の最初が この　♪　Windy Lady　でした。
♪潮騒　や♪ダンサー♪ペーパードール♪ソリッドスライダーも
いいけど やっぱりこの♪愛なんて　つかの間の.... ｗｏｈｏo!
しかし
メロディーズ以降 あまり聴いてませんし新曲はPASS気味 !
達郎さんごめんなさい。奥さんのは結構買っていますから。